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メットライフのがん保険、ガードエックスの解説


たくさんの種類のあるがん保険ですが、その中でも特に人気なのがメットライフ生命の「ガン保険ガードエックス」です。この保険には、他の保険にはない特徴があり、それが人気の秘密となています。今回はガードエックスはなぜ人気なのか、どのように加入するといいのか、解説していきましょう。

★2つの主契約と3つの特約
近年のがん治療は、治療技術が高度化した影響から入院・手術を中心とした治療から、通院・投薬を中心とした治療にシフトチェンジしつつあります。しかしこれまでの医療保険やがん保険では、手術給付金や入院給付金などを保障の中心としていたため、現在のがん治療に適応しきれていない問題がありました。そのような時代の変化に対応して開発されたのが、メットライフの「ガードエックス」です。

ガードエックスの主契約

ガードエックスには、このような治療の変化を踏まえて「ガン治療給付金」と「ホルモン剤治療の保障」の2つの保障を主契約としています。ガン治療給付金は、入院・通院に関わらず「手術」「放射線治療」「抗がん剤治療」の1つでも治療を受けた場合に、給付金を受け取ることができる保障です。通常の医療保険が入院・通院・手術に対して保障するのに対して、ガードエックスは入院・通院に関わらず、治療が行なわれたら一時金を支払うという点が一番の特徴です。

ガン治療給付金は一括で「100万円もしくは150万円」受け取ることができ、さらに請求から1年後に支払事由に該当していれば、また同じ額の給付金を受け取ることができます。最大で5回まで保障されます。重度のがんの場合は、継続的な治療が必要となりますので、何度も保障を受けることができるこの保障は、とても魅力的です。

また「手術」「放射線治療」「抗がん剤治療」の3大治療以外でも、「ホルモン剤治療」に対しても給付金を受け取ることができます。ホルモン剤治療の給付金は、1回につき30万円、1年1回を限度として、事由に該当すれば、最大10回まで受け取ることができます。

ガードエックスの特約

この2つの主契約の保障を中心として、オプションとして特約を付帯させることができます。特約には「ガン先進医療保障」「ガン入院保障」「特定の女性ガンの手術保障」の3つがあります。

ガン先進医療保障は、治療を受けると高額になってしまう先進医療の技術料を最大2000万円まで保障し、さらにその技術料のうちの20%を受け取ることができる特約です。ガン入院保障は、入院1回につき1日当たり10000円が支払われる特約です。主契約が治療に対して一時金として保障されるのに対して、この特約をつけると継続的に入院給付金を受け取ることができるのです。女性特有のガンに対しては、手術費として「特定の女性ガンの手術保障」があります。これは手術1回につき30万円が受け取れる特約です。これらの特約は自由に選ぶことができるため、必要なもののみをピックアップしてプランニングすることができます。

ガードエックスの特徴

メリット①一時金が1年に1回、5回まで支払われる
他のガン保険にはないガードエックスの特徴は、手術・放射線治療・抗がん剤治療に対して1年に1回、最大5回まで保障を受けることができるという点です。重度のがんの治療は長期化するケースが多いですし、また再発することもあります。このようなケースにもっとも対応できるのが、この一時金が複数回受け取れるという保障ではないでしょうか。

メリット②保障対象が治療そのもの
通常の医療保険では、入院や手術と診断された際に給付金が支払われます。しかしこのようなプランでは、通院での治療や手術ではない放射線治療などに対して、保障されません。本当に必要となったときに保障が受け取れなければ意味がありません。しかしこのガードエックスは、「手術」「放射線治療」「抗がん剤治療」「ホルモン剤治療」という治療そのものに対して保障が行なわれるため、がんの治療を行なって本当に保障が必要になったときに保障を受けることができます。これが時代にあった保険と言われる所以です。

ガードエックスの加入プラン

それでは実際にガードエックスに加入した場合、どのようなプランになるのでしょうか。具体的にシミュレーションしみましょう。ガードエックスには「基本コース」と「充実コース」の2つのコースがあります。基本コースと充実コースの違いは主契約部分です。基本コースの場合は悪性新生物の治療の一時金が「100万円」、上皮内新生物が「50万円」になりますが、充実コースはそれぞれ「150万円」、「75万円」となります。充実コースの方が手厚い保障が受けられるということです。

・被保険者:30歳男性
・保険期間、保険料払込期間:終身
・コース:基本コース
・特約:なし

このケースでは、毎月の保険料は「1774円」になります。若い方ならば年配の方に比べてがんにかかるリスクも少ないですので、主契約のみの最低限の保障のみでもいいかもしれません。加入プランとしては、通常の医療保険に加入し、プラスαとして最低の保障のみをつけたこのがん保険に加入するといいでしょう。仮に先進医療特約をつけた場合は、保険料は「1873円」、入院給付金が受け取れる入院特約を付けた場合は「2774円」になります。

・被保険者:50歳男性
・保険期間:、保険料払込期間:終身
・コース:充実コース
・特約:なし

この50歳男性のケースでは、主契約のみで保険料は毎月「5993円」となります。またガン先進医療の特約をつけると「6092円」、入院保障の特約をつければ「8116円」となります。年齢が上がればがんにかかるリスクも上がりますので、その分保険料も上がりますが、保障の手厚さを考えれば高くはありません。充実コースならば、主契約のみでも一時金として150万円が支払われますので、入院保障はどうしても必要な場合だけつければいいでしょう。先進医療は必要になることは少ないかもしれませんが、受けた場合の治療費は非常に高額になります。保険料はわずかしか上がらないため、主契約+先進医療特約という加入プランがもっともおすすめです。

まずは医療保険、次にがん保険

今回はメットライフ生命のガードエックスについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。ガードエックスの一番の魅力は治療に対しての保障が充実しているという点です。優先順位としてはがん保険よりも医療保険の方が高くなります。まずは医療保険に加入し、次にがん保険に加入するようにしましょう。若い方や支払える保険料に余裕のない方は、まずは主契約のみで加入し、もっと保障が必要と感じれば必要な特約を付けていくといいでしょう。

総合的にカバーされるがん保険に加入するよりも、医療保険+ガードエックスの基本コースでプランニングした方が、保険料を節約できる可能性があります。まずは自分に必要と思う保障を明らかにした上で、いくつかのがん保険、医療保険から保険料を試算し、自分に最適な保険プランをシミュレーションしてみることをおすすめします。

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