HOME » FP相談サイト一般 » 生命保険の相談窓口で人気のサービスとは??
無料で利用できる保険相談窓口に注目が集まっています。保険会社からの手数料で運営されているため、利用者に負担は一切ありません。またプロに相談することできるため、自分にあった保険を探しやすくなります。今回は生命保険を選ぶときに利用できる、保険相談窓口で人気のサービスについて解説していきましょう。
★保険相談窓口とは?
生命保険は多くの保険会社が多様な商品を販売しているため、素人にはなかなかちがいが分かりません。そのため「保険料の安さ」や「有名だから」「人から勧められたから」というあやふやな理由で加入してしまうことも多いです。しかししっかり保障内容を検討しなければ、自分に最適の保険には加入できません。
そのような人は「保険相談窓口」を利用することがおすすめです。有名なのは「保険見直し本舗」や「保険クリニック」「ほけんの窓口」などですが、これらは保険会社からは独立して複数の保険商品を扱っており、プロのファイナンシャルプランナーが在籍している窓口です。多くは繁華街、ビジネス街の中や、大型ショッピングモールの中に店舗があります。全国展開していて地方にも多数ありますので、どなたでも利用することができます。
メリット①相談は無料
どこの保険相談窓口も、何度相談してもお金はかかりません。買い物や外出のついでにちょっと寄る感覚で相談することができます。相談内容に疑問があれば何度も足を運んで相談することができます。また人口の多い街ならば、いくつもの会社の相談窓口があることがあります。そのようなときは、複数の店舗で相談して、より自分にあったところを探すことができます。
メリット②多数の商品の中から選べる
保険会社の窓口に相談にいくと、その会社の商品しか紹介してもらえません。また保険会社のスタッフの中には、契約させようと強引に勧誘してくる人もいます。保険会社から独立して運営されている保険相談窓口では、複数の保険会社の商品を扱っていますので、中立的な観点から商品を紹介してもらうことができます。
メリット③プロからアドバイスを受けることができる
保険について、普通の人は専門的な知識を持ち合わせていません。そのためなんとなく必要な保障だけ決めていても、ネットで調べてみるとたくさんの同じような商品が出てきて、どれがいいか分からなくなります。しかし保険相談窓口ならば、保険のプロであるファイナンシャルプランナーが在籍しておりますので、プロに相談して自分に最適なプランを作成してもらうことができます。
メリット④新規加入ではなく見直しにも利用できる
保険の相談窓口を利用するメリットは、新規加入だけでなく見直しにも利用できるという点です。保険の見直しは、実は新規で加入するよりも難しいものです。新規加入は自分に必要な保障内容を決めておくだけでいいのですが、見直しならば家庭状況やライフプランの変化に合わせてどのような保障を削り、もしくは加えた方がいいのかを判断しなければなりません。これは専門知識のあるプロでないとなかなか難しい作業です。保険相談窓口は、新規加入だけでなく、見直し時にこそ利用するべきなのです。
メリット⑤自宅までスタッフが来てくれることも
子どもが小さくて店舗まで行くのは大変、という人もいると思います。そのような場合は、保険相談窓口からスタッフを自宅に呼んで自宅で相談することも可能です。まずは窓口に電話やメールで相談してみるといいでしょう。
★保険相談窓口のデメリット
デメリット①自分で探すのが得意な人には向かない?
保険相談窓口で相談すると、通常1時間〜2時間程度の時間がかかります。そのため自分で自分にあった保険を探すことができるという人にはあまり向きません。ある程度知識がある人ならば、ネット上の複数の保険を比較できるサイトから自分にあったものを探す方が効率的かもしれません。
デメリット②在籍するファイナンシャルプランナーの能力に差がある
保険相談窓口に在籍するファイナンシャルプランナーも、店舗によって能力に差があります。これはしょうがないことですが、たまたま自分が相談に行った店舗のファイナンシャルプランナーがまだ新人で、相談がうまくいかないこともあるかもしれません。そのようなときは複数の他の窓口で相談してみることをおすすめします。
★人気のサービス
・キッズスペースがある店舗もある
店舗によっては子どもと一緒に来店する方に配慮して、キッズスペースを設けているところもあります。これは子どもがいる方に人気のサービスです。インターネット上で簡単に近隣のキッズスペースのある店舗を探すことができます。
・プライバシーに配慮して個別スペースで相談できるところも
多くの保険相談窓口では、個別スペースで相談することができます。保険相談時には多くの個人情報がやり取りされますので、個別スペースがある店舗は利用者に人気です。
・相談以外のサービス
加入時、見直し時の相談以外にも、加入後のアフターケアを充実させている保険相談窓口もあります。例えば保険金の請求やプランの変更手続きなどです。相談だけでなく保険に関する総合的なサービスを行なうようになっているところが多いようです。
★おすすめの保険相談窓口は?
・ほけんの窓口
保険相談窓口の中でも有名なものの1つが「ほけんの窓口」です。ほけんの窓口の特徴は、日本全国に525店舗もの窓口を展開しているという店舗数の多さです。全国に店舗があるため、引っ越し先で相談するときも、窓口に行けば保険の情報が共有されているため、相談がスムーズです。取り扱い保険会社は全部で「35社」あり、生命保険だけでも24社から選ぶことができる点も便利です。
また他の会社にはない特徴は、インターネット上で店舗相談の空き情報が見られるというところです。忙しい人もネット上で空き状況を確認して、すぐに相談に行くことができます。
・保険見直し本舗
契約実績50万件以上という実績を誇る「保険見直し本舗」の特徴は、40社もの保険会社と提携しているという点です。生命保険会社は24社あります。店舗数は全国205カ所とほけんの窓口に比べれば少ないですが、訪問相談の充実や保険の見直しの実績が多数あることから人気が出ています。
・保険マンモス
同じく有名な保険相談サービスを展開する「保険マンモス」は、無店舗型サービスを実施しています。相談は全て訪問型になります。買い物や会社帰りに気軽に立ち寄るということはできませんが、自宅に来てくれるため利用者の負担は少ないです。
保険マンモスの他にはない特徴は、サイトの情報量が非常に豊富であるというところです。保険の基礎知識がなくても、保険の基本的な仕組みや選び方、プラン作成の仕方などが分かりやすく解説されています。これから保険に加入しようと考えている人は、利用するしないに関わらず、まずは保険マンモスのサイトをのぞいてみるのもいいかもしれません。
具体的に利用したケースをシミュレーションしてみましょう。35歳男性のAさんはこれまで定期保険と終身保険を組み合わせて加入していましたが、子どもの独立に従って保障内容を変更したいと考えるようになりました。変更内容としては
・子どもの分の死亡保障を少なくする
・老後のために貯蓄部分を大きくする
という2点を考えていますが、どのように保障を変更させた方がいいのか分かりません。これまでの契約内容は以下のようになっています。
【定期保険】
死亡保障:1500万円(掛け捨て)
保険期間:10年
毎月の保険料:3690円
【終身保険】
死亡保障:300万円(積み立て)
保険期間:終身(65歳払済)
毎月の保険料:5037円
毎月の保険料の合計:8727円
このような状況で保険相談窓口を利用したところ、定期保険をなくし、終身保険の死亡保障を高くすることを提案されて、以下のようなプランを作成することができました。
死亡保障:500万円
保険期間:終身(65歳払済)
保険料:8395円
結果的に保険料はほぼ変えず、掛け捨てとなっていた部分を削り、そのかわり老後のために貯蓄型の終身保険の保障を500万円にアップさせることができました。このように保険相談窓口では、プロと相談することで自分にあったプランを作成し、自分にあった保険見直すことができるのです。お金はかかりませんので、まずは実際にいって相談してみるといいでしょう。