HOME » 保険の知識全般 » 入院保険のフェミニーヌが非常に人気~ひまわり生命の評判と口コミ、保険料
女性は保険を選ぶ際に「得か損か」を気にする…といわれています。男性は月々の住宅ローンの金額もざっくり、ボーナスが給与の何ヶ月分かもざっくり…という方が多いのですが、女性は日々のお金について非常に賢く考えるようです。そのため、ご主人のお小遣いを少しずつ減らし、その分をへそくりに貯めているというパターンをかなり見ることがあります。
貯蓄の楽しみはやはり「満期」です。無計画に「今月は1万円余ったから定期にいれておこう」ということでは、絶対に貯蓄はできません。貯蓄は財布の出口を絞るのではなく、財布そのものを絞ってしまうのが肝心です。つまり、40万円の給与なら、37万円の給与と考えて3万円を定期に入れてしまいます。
これを応用したものが養老保険+医療保険の合体型保険です。最近女性雑誌でもかなり宣伝しているせいか、フェミニーヌという商品が売れています。ネーミングも柔らかく、貯蓄といわずに「3年ごとに150,000円のボーナス」というキャッチフレーズが人気の秘密です。「15万円」ではあまりぱっと見の効果が薄いため、「150,000円」と敢えて桁数を入れたところ、よく売れる様になりました。
NKSJひまわり生命は、損害保険系の保険会社です。そのため、いままで聞いたことがない方も多いのではないでしょうか。正式名称は、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命ですから、自動車保険でお世話になっている方もいるでしょう。
この保険は入院保険です。もし入院した場合に手術給付金と入院給付金があります。これがメインですが、3年ごとに15万円が貯まる様になっています。よく計算して頂きたいのですが、3年で15万円ということは、1年で5万円。12ヶ月で割ると、ひとつき4,167円です。つまり、4,200円程度を毎月保険として強制的に貯金している感覚なのです。
月々4,200円、日割りにすれば140円を毎日貯金すれば、3年で15万円になるのです。意外にこれはできないものです。特に、独身女性の場合は倹約してもどうしても欲しいものは買ってしまうものです。保険の場合は、途中で解約したら医療保険もなくなってしまいます。ですから、これほど頑丈な貯蓄の仕組みはないのです。
入院保険も女性にやさしい、とうたっているだけあり、コールセンターも非常に丁寧な対応が評判です。損害保険系の入院保険は、生命保険系と違って「5万円までの保険金はすぐ支払う」という暗黙の了解があります。ですから、損害保険系の入院保険は対応が速いのです。
フェミニーヌは通販型の生命保険。この保険は医療保険とがん保険、そして貯蓄も兼ね備えた生命保険になっています。ですが、その公式サイトをみると「3年ごとに150,000円が受け取れる」という部分がまず目に付きます。
前段にもあるように、15万円をコツコツ貯めるのは、女性にとって楽しみのひとつになります。それでいて、病気になった場合、日額10,000円〜の入院給付金が出ますし、手術給付金も用意されています。三大疾病の特約も付いていますから、いざという時のお守り代わりにもなるのは請け合いです。
こうした保険は、一般的に「保険のプロ」は良いも悪いも言いません。金融庁に認可されている保険は全て「良い」ものであり、それが自分に適しているかどうかは、お客様が決めることに他ならないからです。 そのため、この保険についての評価は好意的なものがほとんどです。知らずしらずのうちに貯蓄ができる、自家用車の車検代金が賄えた、旅行費用に使えた、中には「女性のための保険」だから、女性にとって有利…という方も実際にいたほどです。
ですが、一番好評なのは「自分で納得できているから」という点ではないでしょうか? 実は、生命保険の加入者の90%は自分の保険をよく理解していません。いざという時のために毎月支払う掛け金ですが、万が一のことなど誰も普段考えないものです。親が亡くなった、知り合いが事故にあった、友人が大病をして…その結果、保険の存在を思い出すわけです。
ですが、誰でも「他人から押し付けられた商品」を愛用するようなことはありません。洋服でも、食器でも自分の好みや予算と相談しながら、納得して購入するからこそ、愛着が湧くものです。ところが、保険の場合は大概納得する機会がないまま、なんとなく入らざるを得ない雰囲気で、契約してしまいがちです。
ですが、ネットの場合はそれが「半分」はありません。半分とは、他人の介在がないこと。ところが、残りの半分に不満が出てきます。それが「細かい約款」だったり「こんな場合は保険金を支払いません」といった注意書きの文章です。
フェミニーヌの場合は、そうした保険金云々の問題よりも、貯蓄が主体で、医療保険が脇役。だからこそ、納得されやすいし、解約せずに加入し続ける方が多いわけです。 もちろん、こうした保険ばかりなら、外交員もショップも不要なはず。ですが、現実には生命保険は死亡保障だったり、老後の保障だったりと、15万円よりはるかに大きなお金を必要とする商品が多数あります。
ですから、このフェミニーヌに関心がある場合は、それと合わせてぜひ今加入されている他の保険、あるいは死亡した場合の保障に付いても「ついで」で構いません、ぜひ専門家にちょっと聞いてみるといいでしょう。 保険に貯蓄機能がある、ならばもっと大きく貯蓄できる保険もあるかもしれません。保障がもっと大きいものが必要な場合はないでしょうか? 保険ショップや保険FPの多くは、このフェミニーヌを扱っています。ぜひ相談してみてはいかがでしょうか。