HOME » FP相談サイト一般 » 保険契約しないと商品券がもらえない?そんな事はありません。
保険マンモス、みんなの生命保険アドバイザー、保険1番…首都圏にしかないところもありますが、あれこれ相談して総額20,000円もゲットしている強者がいるのを、ご存知でしょうか?
生命保険に加入する方とすれば、あれこれ商品比較するのは当たり前です。でも、残念なことに、どの生命保険も完全に同じ商品比較、ということがほとんど出来ません。自動車ならば、トヨタやホンダ、日産などいくつかの同型の車種で比較する事も可能です。ですが、いかんせん生命保険は形がありません。毎月2万円、3万円と支払い続けることで、いざというときの保障が買えるのですが、万が一がなければ、その良さは感じることができないのです。
では、保険を売る側とすれば、契約してくれた御礼にプレゼントを行うのが通常の商売の仕方でしょう。新聞定期購読の勧誘なら、1年分の洗濯石けんや、お米券などを持ってくるところが少なくありません。携帯電話の販売店も、キャッシュバックは契約後に行うのが筋。ところが、生命保険のセールスの場合は契約以前でも「商品券」をプレゼントされるケースが少なくありません。
お客さんとすれば「とりあえず今の保険を見てもらうか…」などと軽いノリで無料相談会に出かける場合があるでしょう。中には冷やかし半分の人もいるようです。生命保険の販売店は、そういうケースに慣れています。本気で保険について考えているのか、それとも様子見かどうかは、お客さんの話のしかたで、すぐにわかるものです。
そのため「冷やかしお断り」の条件で商品券をプレゼントするところがほとんどです。特に、生命保険の見直しにやって来て、その後で別の無料相談会に行くご夫婦があります。こういう場合は、保険FPも真剣に対応してくれます。保険FPは誰もが「自分は絶対に顧客を『落とせる!』」という自信を持っていうものです。だからこそ、顧客が他のFPに相談しているのが分かれば、さらに燃えて対応するのが人情です。
顧客側とすれば、そもそもが生命保険に加入することが大変な「リスク」を孕むこと、と考えるべきです。それも、無知のまま加入するくらい問題なことはありません。突然ご主人が亡くなって、生命保険金額がその後の遺族の生活費の10分の1しかなかった場合、保険料を安くできた意味がまったくないことにもなりかねません。だからこそ、見直しをするなら、商品券をゲットしてまでもしつこく担当者選びに精を出して正解です。
保険の無料相談…区役所やショッピングモールなどで開催されるものから、保険ショップの窓口で常時行われるものまで、「無料」のカウンセリングは大流行りです。いったいどういうことなのでしょうか?無料で相談しても、担当者は収入があるのでしょうか?
では、保険相談で「有料」というところはあるのでしょうか?実はないわけではありません。特に、高所得者の間には「タダより高いものはない」と、相談料を支払ってカウンセリングから、保険のプランニングまで頼むケースがあります。ここまでして保険に加入するのが大変なのが良いのかどうかは定かではありませんが、ほとんどの方は無料で契約しているのが実情です。
生命保険販売とは、資格保有者でなければできません。これには3ヶ月ほどテキストをさらい、保険の知識だけでなく日常に役立つ税制や高い倫理観などを学びます。その後、変額保険という「リスクのある商品」の資格を修得し、全ての商品が販売できることになります。 ですが、生命保険という商品は一度契約してしまうと、もう一本追加…ということは滅多にありません。保険は消耗品ではありませんから、一度加入して一生そのまま…という方もいるわけです。
では、販売した外交員の給与はどうなっているのか、というと「保険商品の保険金額の数%」が手数料として3年から5年にかけて支払われます。ですから、保険契約者の支払う保険料の中から、外交員の給料が前倒しで払われる、という仕組みなのです。 保険相談会の場合、初めて保険に契約する人よりも、今かけている保険の見直しで訪れる人が少なくありません。無料相談会を開催する外交員は、こういってはなんですが「どんな方でも私から保険を加入させます!」という自信のある人ばかりです。
ですから、仮に相談会で10人の相談者が見え、そのうち2人が契約まで行けば「十分」と言う人もいれば、「4人」は必要というひとなど、バラバラです。 彼らは一様に、保険を売るよりも先に「保険の話を聞いてもらえる人」を探します。この仕事で最も難しいのがこうした「聞き手」探しなのです。聞き手さえ確保できれば、あとはなんとかなる…これが保険外交員の考え方です。
契約した人が満足すれば、口コミや紹介が来る可能性が高まります。そのためのきっかけとして、無料相談会は行われます。保険FPがよく開催する、こうした無料相談会、相手は真剣勝負ですが、いい加減な売り込みではあっという間に信用を失います。何年も続けている保険FPはそれなりに実績と信用がある、と考えていいのです。